ふつうの電卓の税込キーを「×π」キーにしてみる

以前買った普通の電卓なんだけど、しょうもないことを思いついたのでやってみる。

この電卓には「税込」「税抜」キーが付いてるんだけど、まあ、個人的には一生押さないボタンだと思う。
これをなんとか活用したい。

たとえば、「×π」「÷π」キーにしてみてはどうか。これなら理工系な人でも結構有用なんじゃないだろうか。

税込キーは何をしているかというと、税率が 5% の場合

  結果 = 今の値 × 1.05

という、実に単純な演算だ。
ポイントとしては、ここで税率はパーセントで設定してやる必要があるってことかな。

つまり税率に注目すると、上の式は

  結果 = 今の値 × (1 + (税率/100) )

となる。

「税込」キーを「×π」キーにするには、上式の (1 + (税率/100) ) を 3.14 にすればいいので、税率として 214 を設定してやればいい*1

これで「税込」キーに「×π」機能をキーバインドすることができた*2

でもやっぱり関数電卓の、ただの「π」キーがあった方がいいな。

*1:当たり前だけど、これは税率が変えられるタイプの電卓でしかできない

*2:同時に、「税抜」キーには「÷π」機能が割りついている